2026年2月14日の座談会備忘録
- ぬっぺふ
- 5 時間前
- 読了時間: 4分
日時:2026年2月14日(土)15時半〜17時15分
場所:池袋貸会議室
参加者:3名
以下、話された内容の内ネット上で共有することでプラスになりうる内容を箇条書きに示す。
1.再就職に向けた現実的な歩み方
・一人で再就職活動を進めるのは精神的・実務的に非常に負担が大きいため、**二人三脚で伴走してくれる相手(支援者や担当者)**を見つけると、前向きに取り組みやすくなる。
・ハローワークの通常担当は固定されないが、障害者雇用枠で登録すると個別の担当者がつきやすい。不祥事前後に精神疾患を発症している場合、この枠を利用しつつ通常枠の求人にも応募可能(併用可)。
・いきなり正規雇用を目指すのはハードルが高いため、正規雇用を第一希望としつつ、スモールステップ(短期目標の積み重ね)で進めるのが現実的。
・無職期間が長引くと精神状況が悪化しやすいため、ハローワークの求職セミナー、資格取得講座、単発バイトなどで人との関わりを意図的に作っておくと、「自分は案外やれる」という安心感が生まれやすい。
・単発バイトは当たり外れがあるが、様々な仕事に触れることで働くイメージを広げ、自分の向き不向きを探れるメリットもある。
・就職支援や求人の質・量は都会(特に大都市圏)の方が圧倒的に手厚い(例: 福祉分野でも県レベルで設置義務のあるものが市町村レベルでは義務化されていない場合が多い)。
2.不祥事の背景とシステムの問題点
・懲戒免職後の県の対応は、根本的に変わっていない(厳罰化・禁止一辺倒のまま)。
ただ禁止・厳罰化を強めるだけでは、不祥事の種を暗部に押し込んで怪物化させてしまうリスクがある。
・自分の思い(例: 「生徒を好きになってしまった」「もう限界」「部活の生徒とLINE交換している」)を口に出せない環境では、周囲も本人も危険信号に気づけず、問題が深刻化しやすい。
・ストレスチェックなどの既存施策は、**「なんでも口に出せる安全地帯」**としての機能を十分に果たせていない。
・マクロ(システム)レベルの対策が後手に回っている。日本は自己責任論が拡大しがちだが、フランス(人は間違える。だから弁証法を重視)やイギリス(人は間違える。だから伝統を重視)のように、「人は間違える」前提でケアを組み込んだシステム設計が必要。日本でもシステム面からの不祥事削減の動きが不足している。
3.不祥事予備軍が「気づけない・相談できない」理由と壁
・予備軍の段階で危険信号に気づけなかったり、気づいても行動を起こせないのは、脳の防衛機制(一つの柱に依存している場合、その柱を失う恐怖から危険性を無視してしまう短期的なシステムの問題)が働くため。単なる性格ではなく、脳の仕組みの問題。
・多忙さや「自分は特別」という思い込みで、**支援の声(例: X上のポストへの返信)**を後回しにしてしまうケースが多い。
・境界線を越えかけている内容でも、「それを言ったらどう思われるか」が怖くて相談をためらう壁が存在する。
・不祥事予備軍が正直に相談できる表向きの場がほぼないため、暗部(盗撮グループなど)で似た者同士が集まり、グループダイナミクスが悪い方向に働く。
・教育現場が不祥事をそのまま放置できないのは当然だが、中立な第三者による安全な相談の場が不可欠。
・不祥事の根本は**「生き方」から派生する「働き方」**の歪み。一度そのルートに入ると、一人では脱出が極めて困難(精神疾患で動けなくなるか、不祥事を起こすかのパラレルな道)。
・自助グループのような**「なんでも話せる場所」**へのつながりが重要で、そうした場が予備軍に届くことが望ましい。
4.全体のまとめと座談会の意義
・今後も不祥事は減らず、社会全体もよくならない。なぜなら自己責任論が強まり、マクロな対策から目を背けているから。
・それでも我々は生きていかなくてはならない。だからこそ、このような座談会は普段言えない悩み・不満・苦痛を吐き出せる場として機能してほしい。
・内側に思い悩みを溜め込み続けると、やがて制御不能になり、自他を攻撃してしまう。
願わくば、思い悩む予備軍にもこの座談会のような活動の存在が届き、少しでも早期に安全な場に繋がることを願う。




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